はじめに

 平成の大合併により、2004年(平成16年)10月に旧水口町を始めとする5町が合併し甲賀市が誕生しました。この記念事業として平成17年度に「伴谷の歴史」が伴谷公民館により刊行されました。そして、当時の伴谷地区々長会の総意として、各区もそれぞれ「区の歴史」を編纂することになりました。
 社会の急激な変貌に伴い、当区や周囲を取り巻く環境は、住宅団地の開発、工業団地やゴルフ場の造成等、急激に変貌してきています。しかしながら、伴中山区にはまだまだ自然が多く残り、神社仏閣を始めとする歴史的遺産も多くあり、伝統的な生活文化が現在まで受け継がれています。そこで、区民の皆様方の協力のもと、郷土の歴史を回想し、祖先の残した伝統的な生活文化・産業を記録として後世に残していくことは、意義深く、ひいてはこれが区発展の礎となるものとの思いから「伴中山区の歴史」の編纂に取り組むことになりました。
 しかしながら、何分、1年にも満たない短い編纂期間と少ない文献をもとに不慣れな委員での取組みのことから、不十分な点が多々あると思いますが、内容の至らない点は定期的に機会を設け、訂正・更新していただくとして、本書の発刊が区民の皆様方が郷土を理解する助けとして、区の益々の発展の助けとして多面的に活用していただけることを期待して止みません。

平成20年3月
伴中山区 編纂委員一同